グローバルコミュニケーション学科コラム

202112.09
グローバルコミュニケーション学科コラム

【Gコミ学科】文化人類学の授業に素敵なゲストスピーカー

本学には、異文化の多様性について学ぶことができる「文化人類学」という科目があります。これは、大学コンソーシアムひょうご神戸の単位互換の対象となっている科目であり、本学に限らず、兵庫県下の33大学の学生であれば誰でも受講することができます。

 

毎年この授業では、世界の様々な国や地域の文化について学ぶとともに、グローバルに活躍する特別なゲストスピーカーをお招きして、大変ためになる講演をしていただいています。そして、今年も素敵なゲストスピーカーにたくさん来ていただきました。

 

第1回目の特別講演では今年も、株式会社Stapia代表の平岡慎也(ひらしん)さんという方に来ていただきました。この方は、世界の教育事情を知るために、学生時代に地球を何周も旅した経験を持っている人です。平岡さんには、その豊富な経験に基づき、国民の幸福度が高いフィンランド教育の魅力や、何事も自分で見聞する(フィールドワークする)ことの重要性などについてお話いただきました。

 

国連やJICAなどの国際組織に属してグローバルな仕事をする人がいる一方で、平岡さんは、教育現場に寄り添う草の根の視点から、学生や若手社会人がより良いグローバル体験を出来るようにと、フィリピンやフィンランドやハワイをベースに海外研修事業を展開されています。

 

平岡さんは、コロナで海外渡航が難しい現在でも、学生や若手社会人に対して、オンライン海外研修を実施されています。本学でも、平岡さんと一緒に、昨年度はフィリピンのプログラム、そして、今年度はフィンランドのプログラムをやらせていただいてます。

 

そんな平岡さんのキーワードは、自分の好きなインプット(自分の中で大切に磨いていきたいもの)を見つけること、そして、自分らしくそれを社会にアウトプット(還元)していくこと、です。そうして、自分が好きなことを通して、クリエイティブに何かを作り、社会と繋がれたらいいですね。

 

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【国際コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科 教授 清水 拓野】

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