グローバルコミュニケーション学科コラム

みなさん　こんにちは。
今日は、英語コミュニケーション学科の卒業生をご紹介します。

オン・シミンさん（2020卒）は、日本語も英語も堪能なシンガポールからの留学生で、在学中は「防災」について研究をしてきました。
卒業後は、さらに防災についての学びを深めたいと大学院に進学。
在学中から取り組んでいた防災関連の標語をより良くしようと研究を続けています。
また全国で、英語を使った防災教育にも取り組んでいます。

写真は、小学校での防災教育の１シーンと彼女が作成した神戸市の各地域の人口および年齢層とAEDを備えた搬送先病院のMAP。
どの地域にどのような人がどれだけいて、そこに必要な医療体制が整っているかを一目でわかるようにした地図です。

大学時代に専攻した語学力、言語学の知識、外国人ならではの視点、そして自分がずっと持っている防災への興味をうまく掛け合わせながら、
卒業後は起業も考えているそうで、将来がとても楽しみです。

言語の力は様々な領域との架け橋になります。
ぜひみなさんも、語学力を磨いて、いろいろな世界に飛び立って欲しいと思います。

国際コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科　教授　伊藤 創