グローバルコミュニケーション学科コラム

202201.11
グローバルコミュニケーション学科コラム

【Gコミ学科】中国語の授業の社会見学

日本と中国は、古代から文化的・経済的に深い付き合いをしてきましたし、アジアの隣国としてこれからも友好関係を大切にすべき重要なパートナーです。本学の中国語の授業では、そのことを踏まえて、語学力の向上とともに、中国文化や日中関係について深く学ぶことも重視しています。

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神戸は昔から華僑の方がたくさん住まれており、日本有数の中華街・南京町もある中国と縁の深い街なので、中国文化や日中関係について学ぶうえで環境にとても恵まれています。そして、今回、中国語の授業の一環として、本学の近所にあり、卒業生も教鞭を取っている神戸中華同文学校にお邪魔し、校史について学ぶとともに、授業見学もさせていただきました。神戸中華同文学校は、華僑子弟のために120年以上前に設立された伝統校です。そこでは、日中の架け橋となる人材の育成をめざして、小学6年間と中学3年間のすべての授業を中国語で行っておられます。

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本学の学生は、今回の社会見学を通して、多くの収穫を得ることができました。自分たちよりもはるかに若い子どもたちが中国語で熱心に勉強している様子をみたり、自分たちと少ししか年の離れていない先輩が教師として教えている姿をみたりして、とても刺激を受けたようです。また、校長先生から熱心な励ましのお言葉もいただき、中国語の学習意欲がますます高まったようです。神戸中華同文学校の校史の紹介を通して、近現代の日中関係の歴史についても触れることができ、とても良い社会勉強となりました。

あなたも、中国語の学習と中国文化・社会についての学びが一体となった本学の中国語の授業を体験してみませんか。

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※撮影時のみマスク未着用

国際コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科 教授 清水 拓野

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