観光学科コラム

202202.09
観光学科コラム

【観光学科】異文化理解の授業はめちゃおもしろい!~自分を見つめなおすきっかけに~

異文化理解の授業は、オムニバス方式で行われました。今期はメインの吉田先生の他7人の先生が講義を行い、多国籍の1年生から4年生の学生76名が履修しました。中にはコロナ禍で来日できないため、リモートで受講してくれている内モンゴル大学の交換留学生もいらっしゃいます。

文化とは?コミュニケーションとは?異文化理解とは?コミュニケーションの阻害要因を乗り越える方法とは?メディアの影響とは?と様々な視点から掘り下げた授業に加え、道頓堀ホテルの橋本明元専務取締役をはじめ、保健医療学部など他学部の先生も講師として登壇。国際看護、災害、エアラインビジネス、旅行ビジネスなど様々な視点からの講義に学生たちの関心も高まったようです。

それに加え、多国籍の学生たちが履修していますから、ディスカッションなどを通じて、それぞれの出身国や出身地域の文化的背景の違いを実感できることも貴重な学びの機会となったようです。

では、学生たちの感想をご紹介しましょう。

・多国籍の学生と学ぶことで異文化理解を実感

自分とは違う価値観を持っている留学生と話すのが面白く、楽しかったです。(1年生 文野綺羅)

たくさんの国の学生と一緒に学べて、実際にその学生たちの声も聞けて、異文化を生で感じることもできて、とても楽しかったです。(1年生 田部美咲)

・自分を見つめ直すきっかけに

自分の気づいていない固定概念や価値観に気づくことができました。
また、新たな文化を知ることができ、今までより少しは視野を広げることができたのではないかと感じることができました。話を聞くのが面白いと感じる授業でした。(1年生 榊原未羽)

動物だけではなく植物も会話をしているという話が最も印象に残りました。コミュニケーションには多様な方法があるのだと気づかされ、自分の中にステレオタイプな思考がまだまだ多くあると感じました。(1年生 浅井美香)

メタ認知など、自分に当てはめてみたりすると全然足りていなかったりと自分を見直せるきっかけになった授業で、とても面白かったです。(1年生 杉本雅和)

メタ認知や無知の知といった概念がとても興味深く、私が今後生きていくために必ず必要な考え方だと感じました。特にメタ認知は今では常に意識するようになり、より「異文化」を受け入れることができるようになり、寛容な心を持てるようになったと感じています。
この授業は日常生活において、すぐに活かすことができるような授業であると感じました。(1年生 青柳 響)

半年間この講義を受けたことで、自身のちょっとした行動、言動、湧いた感情などを振り返る機会が増えた。特に、メタ認知の回とコミュニケーションの回はとても印象深かった。私に今までの人生の積み重ねがあるように、相手にもバックグラウンドが存在していて、そこには優劣も善悪もなく、お互いに不完全である。「そういうものだ」と理解し、興味を持つことが大切で、主観が混ざるとしても、他者と接する際にはそうした意識をもって行動する必要があるのだと、学ぶことができた。毎週面白かったです。(1年生 今村日優)

・一歩踏み出すきっかけに

吉田先生にしか出来ない授業だったのではないかと振り返ってみると感じています。橋本先生の道頓堀ホテルの企業説明会に行こうと思います。貴重な機会を設けていただけありがとうございました。(1年生 浅井悠司)

この講義を受ける前は、異文化理解なんてわかってる。と思っていました。ですが、この講義を受けて色々な理解の仕方があるのだと思いました。これからも海外に行って異文化の理解を深めたいと思います。(1年生 山本心優)

・深い学び、深い思考へ

メタ認知や差別や偏見など自分が興味のあることを取り扱って深掘りしてくれたのでとても面白かったです。興味のあったダイバーシティ・マネジメントも扱ってくれて、もっと学ぼうと思うきっかけを与えてくれました。(1年生 遠山 匠)

女性は横に、男性は縦、女性は横に苦手だと思う人などが入ってくるとすごく嫌な感じを持ってしまうというお話を聞いて、だから仲の良い人とはこんなに近くても大丈夫なのにあまり親しくない人が横に来たら嫌な感じがするのだと納得。新たな発見で面白かったです。また、初頭効果も確かにそうだなと思えました。納得しながら楽しんで授業を聞くことができました。(1年生 上山結音)

異文化を受け入れる、多様性を大事にするというような言葉は今まで何度も聞いてきたが、ダイバーシティ・マネジメントやメタ認知など、詳しい内容や専門用語について学ぶ機会がなかったため、この講義で新たな発見をすることが出来てよかった。(1年生 大和未悠)

この授業で人間の心理的なことから異文化の理解の考え方まで幅広く知ることができました。難しかった反面、人間の心理的習性を知ることができたので、高校にはなかった深い学びができて面白かったです。異文化理解と言われると外国の文化の違いを理解し、受け入れていくことだけが異文化理解につながるものだと考えていましたが、様々な先生方からの講義を聞いていると、異文化理解は日常生活や様々な分野で重要なのだということを理解できました。この授業を受けて本当に良かったと思います。(1年生 上野いくみ)

・面白くて、どんなに眠くても聴いていた

高校三年生の時に吉田先生の授業をzoomで受けてからこの大学に入って、絶対この先生の授業を取りたいと思い入学しました。やっぱり先生の授業は私の知らない面白い話がたくさんあり眠くても必ず目を開けて話を聞いていました。面白い話をたくさん聞けて良かったです。(1年生 小山あずき)

入学して良かったです。異文化理解の授業は、思考のベースを再認識させてくれました。これまでの経験以外の新たな学びや気づきと共に、学生時代に戻った感覚がとても新鮮です。本校での学びはシナプスのように全て繋がっていて、国籍、年齢の壁を感じることなく、グローバルです。社会人の方も最新の講義を受けて頂きたいと思いました。有難うございました。(1年生 (社会人) 横山雅子)

授業を通じて色々な問題を考えることができ、異文化に触れるきっかけになりました。この学期色々教えていただき誠にありがとうございました。(1年生 グェンティティェンチャン)

授業の内容が面白く、わかりやすかったです。(1年生 グェンティレジャン)

このクラスは、私がより多くのことを理解するためにとても役立ちました。先生たちはとても熱心です。(1年生 グエンホアンハオ)

自分の日本語はまだまだ下手なので、わからないことがたくさんあります。でも先生の授業方法は面白いです。私たち留学生が理解することが難しいこともわかってくれています。(2年生 黎新龍)

異なる文化を理解することはとても難しいですが、よく調べてみると、とても興味深く面白いことなのだと思いました。(1年生 チュンティカムハン)

異文化理解.JPG

国際コミュニケーション学部観光学科長 教授 吉田 誠

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