看護学科コラム

202202.10
看護学科コラム

【看護学科】やすらぎ物質「オキシトシン」について

今回は、私が研究している「オキシトシン」について、お話ししたいと思います。

「オキシトシン」は、おもに女性の出産や赤ちゃんへの乳汁分泌に関係するホルモンとして知られてきたのですが、近年は、男女問わず、ストレスの軽減や鎮静・催眠効果、信頼・寛大さを高める効果が注目されています。

オキシトシンは心地良い刺激によって放出されるので、快い刺激(優しく触れる・なでる・温かさ)や心地良い音やにおいはオキシトシン効果が期待されます。

現在、世界に影響を与えている新型コロナウイルス。その影響力はまだ続いており、ストレスの多い毎日だと思いますが、私たちのからだがつくるやすらぎ物質「オキシトシン」効果が得られる生活を是非工夫してみませんか?

保健医療学部看護学科 准教授 鷲尾 弘枝

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