グローバルコミュニケーション学科コラム

202207.04
グローバルコミュニケーション学科コラム

【Gコミ学科】授業紹介:「ICTリテラシー」でICTを活用した学修の基礎を学ぶ

関西国際大学では、入学してすぐ受講する1年次の第1クォーターの科目の一つとして、「ICTリテラシー」を全学必修で学びます。「ICTリテラシー」の科目では、ワープロソフト・表計算ソフト・プレゼンテーションソフト等の操作上の不明点等を調べて解決する⽅法を身につける他、関西国際大学の図書館システムや、学修支援として利用できるLMS(Learning Management System)の一つであるWebClassなどの学内ネットワーク、学内外からアクセスできるクラウドサービスの活用方法等を習得することで、4年間の学びの基礎を身につけ、各自が所有するPC等を有効活用できるようになることを目指します。

学期末となる6月には、学びの成果を発表する機会として、各学生がPowerPointを用いたプレゼンテーションを行いました。テーマは受講者間でディスカッションを経た上で、国際コミュニケーション学部の学生として各自が関心の深い諸外国を扱うことに決定し、それぞれが今後留学等の機会で訪れてみたい国や、実際に旅行等で訪れたことがある国、あるいは家族や自身の出身国や、家族・知人が現在在住している国などについて、様々な観点から情報を取りまとめ、PCを活用してプレゼンテーションを行いました。具体的には、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、中国、韓国、シンガポール、インドネシアなど、いろいろな国々についての興味深い発表を聞くことができ、非常に満足度の高い授業となりました

こうした授業内活動は、各大学、学部・学科等の教育理念に基づき、どのような力を身に付けた者に卒業を認定し、学位を授与するのかを定める基本的な方針であるディプロマ・ポリシー(Diploma Policy)と結びついています。本科目で習得したこれらのスキルは、本学の設定する「問題発⾒・解決⼒」「コミュニケーションスキル」「専⾨的知識・技能の活⽤⼒」といった複数のディプロマ・ポリシーと深く関連しており、ここで身につけた学びの基礎を礎とし、学生たちは4年間の学修に取り組んでいくこととなります。

【講師 井上加寿子】

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