観光学科ニュース

202210.12
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【観光学科】韓日文化コンテンツ交流の研修(韓日共同高等教育留学生交流事業学部短期課程)に学生が参加しました

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新型コロナウィルス感染症(covid-19)に影響を受けて、なかなか海外旅行ができない時期が続いていましたが、今年の夏は、海外に渡航して短期海外研修に参加した学生もいました。

今回は、釜山外国語大学主催の韓日文化コンテンツ交流の夏期研修(韓日共同高等教育留学生交流事業学部短期課程)に参加した、現代社会学部 観光学科 3年 日野 楓さんが秋学期の授業に元気に戻ってきましたので、お話をきいてみましょう。

教員T:おかえりなさい!韓国での研修はどうでしたか?研修は、どんなプログラムでしたか?

日野さん:基本的に、月曜日から木曜日は大学内で勉強しました。午前中は韓国文化と韓国語について、午後からはタンデム型授業といって、日本について興味のある韓国人学生と韓国について興味のある日本人学生がペアになり、学習を進めるという活動をしていました。金曜日は、大学の外に出て様々な文化体験をしていました。また、最終課題として韓日の文化コンテンツ制作があり授業と並行してコンテンツ制作も行っていました。私たちのグループはこのコンテンツ制作で優秀賞をもらうことができました。

教員T:優秀賞おめでとうございます!プログラムをみると3週間みっちりと学びますね!タンデム型の研修というのは、実際に経験してみて、どのような印象ですか?

日野さん:タンデムのプログラムは実際に韓国人学生と交流することができるため、とても楽しかったです。タンデムでペアになった韓国人学生とはすぐに仲良くなり、授業外でも一緒に遊びに行ったりなどしていました。現在も連絡を取り合うくらいまで仲良くなりました。

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教員T:それはよかったですね!3週間滞在した釜山の魅力は?

日野さん:釜山はソウルに比べて、コンパクトな地域だったため、有名観光地やグルメ、ショッピングなど短期間で満喫することができました。現地の方々はとても優しく受け入れてくださり、生活する上で、日本人だからという理由で困ることはありませんでした。

また、韓国は日本の隣に位置しているため、日本と似ている点がたくさんあります。その反面、全く違う点もあります。日本と似ているけど、似ていないというところも私は韓国の魅力だと思います。

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教員T:韓国語は上達しましたか?

日野さん:韓国語は上達したと思います。私はプログラム参加者の中で最も韓国語が話せなかったのですが、そのぶん参加者の中で一番、語学力を伸ばすことができたと感じています。

教員T:それはよかったですね!日野さんは、大学に掲示されていたパンフレットの募集要項を見て大学を通じて釜山外国語大学主催のプログラムに応募したのですよね。研修に参加するには、選抜試験があったと思いますが、どのような準備をしましたか?

日野さん:この研修に参加するにあたって行われた選抜方法は書類審査と面接の2つでした。書類は、釜山外国語大学のプログラムに参加したいという思いを込めて書きました。また面接でも、参加したいという気持ちを自分の言葉で言えるように準備しました。

教員T:書類作成も面接も時間をかけてじっくりと準備をして、よくがんばっていましたね!選抜試験に合格し、プログラムに参加できてよかったですね。この研修では、どのくらい費用がかかりましたか?

日野さん:このプログラムは韓国からの奨学金により支援されていました。そのため、教育費・航空券費・宿泊費・食費などは韓国からの奨学金により支援されたので、私が個人でおみやげなどを買うために使用するお金のみ自己負担でした。

教員T:来年、この研修に参加したい人へのアドバイスはありますか?

日野さん:この研修に少しでも興味がある方は、韓国語だけでなく韓国での常識を少し学習しておくことをお勧めします。また、日本について韓国人学生にわかりやすく伝えられるようにしておくと良いと思います。

私は将来、海外で活躍できる人材になりたいと考えているため、この釜山外国語大学への研修を貴重な経験として役立てたいと思います。さらに、今回の研修では韓国語で思うように話せなかったので、また、機会があればぜひ挑戦したいと思っています。

教員T:すばらしい経験をした夏でしたね!この経験を活かして、さらなる飛躍を目指してくださいね!

【教授 橘 セツ】

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