
グローバルコミュニケーション学科コラム
202211.09
グローバルコミュニケーション学科コラム
【Gコミ学科】卒業論文の作成
学科の卒業論文作成を扱う「卒業研究」のゼミ活動とゼミ生の研究テーマについて紹介します。
研究テーマは、3年生秋に専門演習Ⅲの授業で「題目届」を作成し提出しますが、そこには研究テーマ、research questions、研究の目的などの概要を書き、学科会議で承認を受けます。春休み中は就活もありますが、主に参考文献の収集をしてきました。
4年生になると「卒業研究」の授業で序論から結論に至るまで、有本ゼミでは4月〜11月までに各人が7回の発表を行っています(前回の記事で夏休み中の中間発表を紹介:第5回目の発表)。その間に、4月にレポート1(第1章)、7月末のレポート2で(第1〜2章:4,500字)、9月末のレポート3で(第1〜3章:14,000字)を書き、添削を受けます。その後、12月21日の締め切りまでに約20,000字(400字詰め原稿用紙に換算して50枚)を目標に完成を目指しています。現在は、結論の発表と下書きの添削中です。12月には下書きをゼミ生全員で検討し、内容確認と相互評価をする予定です。
論文審査は、主査・副査の二審制になるので、アドバイザーとしてはできるだけ良い評価が得られるように添削指導や助言をしています。
ゼミ生の卒業論文題目
1 英語教育に関するテーマ
- 中学生に対する即興スピーキング指導法
- 中学校英語教科書における異文化理解の実態とその指導法
- 高校生に対する英語スピーキング指導
- 幼稚園における保育内容5領域の総合的な英語活動指導法
2 グローバル・リサーチの課題継続テーマ
- タイにおける宗教と王政の変遷
- デモ文化から見る韓国の国民性
- 日本と韓国の恋愛ドラマにおける対人関係の比較研究
- 韓国におけるLGBT認知の現状と課題
- アメリカの黒人差別における1900年代と現代の比較
【教授 有本 純】