心理学科ニュース

202211.30
心理学科ニュース

神戸新聞<学問探究(35)関西国際大入門講座>上田 真由子 准教授「『緊張』呼吸法で行動が改善」

神戸新聞三木版「学問探究~関西国際大の入門講座」シリーズ第35回目は、実験心理学、ヒューマンファクターなどが専門の上田 真由子 准教授による「『緊張』呼吸法で行動が改善」です。

上田 真由子 准教授は記事の中で、緊張の高さとパフォーマンスの高さには逆U字形の関係があり、緊張は低すぎても高すぎてもパフォーマンスは低下するとした『ヤーキーズ・ドットソンの法則』を例に出し、ある程度の緊張は最適なパフォーマンスを導くことができるが、緊張しすぎるとパフォーマンスの低下に繋がると紹介をされました。

緊張をしている状態とは一時的な精神障害に陥っているとも考えることもでき、パニック症候群などに適用してきた特別な呼吸法(呼吸再訓練法)が緊張を和らげるのに効果があるとも語られました。

掲載:2022.11.24 神戸新聞三木版 朝刊

学問探究 関西国際大の入門講義(35)「『緊張』呼吸法で行動が改善」

本シリーズは原則、第4木曜日の掲載になります。

「心理学科」「経営学科」「看護学科」の教師陣が、毎月1回、中学生にも分かるように、研究や学問の入り口となる話題を提供します。

この記事をシェアする

  • Facebook
  • LINE
  • Twitter