観光学科ニュース

202302.16
観光学科ニュース

【観光学科】歴史文化ツーリズム研究会が、丹波篠山市福住において、竹灯籠イベント「福住 竹あかり」を実施しました

「福住竹あかり」は、放置竹林を活用して歴史ある福住地区の夜を楽しむイベントとして学生が企画し、2020年度にスタートしました。今年度は、福住地区の西側にある熊野新宮神社で開催することに。まちづくり協議会の若手グループ「ツギテ」による「ふくすみ 雪花火」との同時開催となり、何度も地域に通って竹の伐採と灯籠づくりを進めてきました。

イベント当日の2月4日は、朝から仕上げ作業に取り組み、夕方には熊野新宮神社へ。予定時刻までに灯籠の設置が間に合わないというハプニングもありましたが、最終的に予定通りすべての竹灯籠を灯すことができました。

来場した人々からは、「素敵ですね」「寒い中を来た甲斐があった」という歓声が上がり、特に小さな子供たちは「すごい、めっちゃきれい!」と大喜びしていました。

研究会代表の福永 滝さん(観光学科3年生)のコメントを紹介します。

今年は昨年とは違い、私たち歴史文化ツーリズム研究会と地元団体「ツギテ」による同時開催となり、打ち合わせや連絡事項のやりとりなどコミュニケーションの大切さを実感しました。とても大変でしたが、コミュニケーションを取ることで関わる人の心が理解できる瞬間があり、一層、イベントをより良いものにしようという気持ちが湧いてきました。

またイベント当日まで準備が続き、スムーズにいかないことも多かったですが、竹あかりの火が少しずつ灯るたびに心が落ち着き、やってきたことが必ずしも間違いではないという成果を感じることができました。

福住の方々の協力によって、このイベントがとても良いものになったと思います。本当に、取り組んできてよかったです。ありがとうございました。

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※ 歴史文化ツーリズム研究会(起業研究会Being分科会 顧問:高根沢准教授)は、2015年から丹波篠山市福住地区において、獣害を考えるイベントや地域の祭りのお手伝い、竹あかりの実施などさまざまな地域貢献活動を続けています。

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