高大連携室

202310.13
高大連携室

大学の「知」をフル活用し、高校生の活動を全力で支援

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連携協定校の三木北高等学校の2年生は、2022年度から必修となった「総合的な探究の時間」で「神戸電鉄粟生線の活性化」について取り組んでいます。"地域の知の拠点"である関西国際大学は、この探究学習の充実のため、様々な切り口から助言・支援をさせていただいています。

2学期に入り9月25日には、取り組む課題を「マーケティング」の視点から考える講義を、国際コミュニケーション学部 観光学科の寺井太郎先生にしていただきました。生徒さんからは「誰に、何を、どのように伝えるかについて考え抜くことを学びました」「物事を考える時には、やることを決める前にターゲットを決めてどんな価値を届けるのかを決めないといけないということを知りました」や「いつも流行ることから決めていたので、これから何か考える時は、ターゲットを決めて、どんな価値を届けるのかというマーケティングを大切にしたいなと思いました」などの感想が寄せられ、今後の授業で活用できる知識やヒントを得たようです。高校の先生からは「このような講義を通して、地域課題に対して創造力をもって取り組んでほしい。」というコメントをいただきました。

大学としては、このように高校の授業に入らせていただく時には、生徒さんが様々な視点から物事をより深く考え、思考や発想の幅が広がるよう工夫しています。三木市という地域に関わる産・官・学が同じ目的に向かって協力し合うことで、皆が住んでいる地域の課題について「我が事」として考え、将来にわたって活力のある地域を作っていけるよう、取り組みを通して、どのように社会と関わり、よりよい人生を送るのかを考える場として欲しいと思います。

講師:国際コミュニケーション学部観光学科 教授 寺井太郎

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神戸新聞-2023年10月06日金曜日面名三木1-3-.jpg

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