観光学科ニュース

202311.09
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【観光学科】劉争講師の訳書『虚空旅人』『蒼路旅人』(広東新世紀出版社、2023年8月)が中国で出版

本学・国際コミュニケーション学部所属の劉争講師の訳書『虚空旅人』『蒼路旅人』(新世紀出版社、2023年8月)が中国で出版されました。

著者の上橋菜穂子は「国際アンデルセン賞」を受賞した文化人類学者で、ファンタジー小説作家です。「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。審査員の中には日本人はいないため、英語だけでなく、様々な言葉に訳されており、十人の外国人審査員が母語で読まれました。受賞理由は「自然や生き物に対する優しさと、深い尊敬の念に満ちている」「多様な異なるレベルの関係性として世界をとらえている」ことが挙げられています。

上橋菜穂子さんの勇気と愛の物語を通して紛争の絶えない世界を考えるための希望を見ることができるでしょう。

書籍情報:

  • 『虚空旅人』新世紀出版社、2023年8月、268頁、18万8千字。ISBN 9787558339240
  • 『蒼路旅人』新世紀出版社、2023年8月、264頁、18万4千字。ISBN 9787558339219
虚空旅人.JPG
蒼路旅人.JPG

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