グローバルコミュニケーション学科コラム

202311.27
グローバルコミュニケーション学科コラム

【Gコミ学科】語源を辿る

こんにちは、グローバルコミュニケーション学科の伊藤です。
私は語源が大好きで、いつもいろいろと調べては「なるほど〜」と楽しんでいますが、今回は特に「10」にかかわる語をご紹介。
10は英語では「ten」ですが、これはもともと「ン」のような発音でした。それがのちに「テン」という音になったのですが、このことから、10に関わるものは、ン/シ/カ のような音をしています。
シリットル(deciliter)は、みなさんご存知だと思いますが、1リットルの10分の1ですよね。
イム(dime)は、10セント硬貨。
ディケイド(Decade)は10年という意味ですし、みなさんが歴史で習う「カメロン(The Decameron)」という小説は「10日物語」です。
大学の学部長は、ディーン(Dean)と言いますが、これは昔、修道院の10人の修道士のリーダー(Decanus)から。
ちなみに13は、サーティーン(thirteen)ですが、そのteenも、もともとtenですね。よく見れば、スペルがほとんど同じです。音が変わったんですね。つまり、three(3)とten(10)です。
音が変わるので、少しイメージしにくいかもしれませんが、語源を辿ると、みなさんの単語学習が楽に、楽しくなりますよね。
【教授 伊藤 創】

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