国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科
グローバルビジネス専攻

英語力と国際感覚を備え、自ら情報発信できる
ビジネスパーソンをめざす

小さな町工場が海外企業と直接取引をしたり、伝統工芸作品にウェブを通じて世界から注文が集まったり、今や、あらゆるビジネスがグローバルを意識せずにはいられません。グローバルビジネス専攻では、豊かな国際感覚と英語を駆使したコミュニケーション力に加え、マネジメント力や情報発進力を備えた、世界に通用するビジネスパーソンを育成します。異文化理解やプレゼンテーション、経済学や経営学の基礎を学び、世界に向けて自分の言葉で情報発信できる力を高めます。

めざす進路

  • 外資系企業
  • 商社・貿易会社
  • 観光業・旅行会社
  • ホテル関連企業
  • 英語教員(中学校・高等学校)
  • 日本語教員
  • 国家公務員
  • 地方公務員
  • 航空関係(客室乗務員・空港スタッフ)

めざす資格・免許

  • TOEIC®600点以上
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 日本語教師(修了証)
  • 防災士

学びの特色

1
英語力を高め、世界と会話する力をつける

入学時から実践的な英語教育を行い、英語力を徹底的に鍛錬します。しかし、英語はツールに過ぎません。実社会では、単に英語ができるのでなく、英語で確実に意志を伝え、相手の意図を理解し、合意形成ができる会話力が必要です。ネイティブの教員と学び、スキルにとどまらない英語コミュニケーション能力を獲得しましょう。

2
経済や経営の基礎を学びグローバルビジネス感覚を養う

ビジネスの世界で活躍するには、経済の成り立ちや経営の原理原則を知る必要があります。身近な事例や課題を手がかりに、企業はどのように利潤をあげているのか、国際取引や投資はどのように行われているかなど、経済学と経営学の基礎を学びます。確かなビジネス知識とグローバル感覚備えたビジネスパーソンをめざしてください。

3
経験学習を通し発表力や課題解決力を高める

アジア太平洋地域への留学や、国際都市・神戸での経験学習、そしてアクティブラーニング型の授業を通して、幅広い「現場経験」と実践的な対応力、課題解決力、提案力を養います。グローバルビジネスの現場では、予想外の出来事が起こるでしょう。4年間で、様々な未来に対応できる力を身につけてください。

授業紹介

経済学基礎
英語を使いながら、経済の原則や国際情勢、会計の基礎を学ぶ

英語を使い、経済学の基礎を学びます。経済の原理・原則を知り、テレビや新聞の経済記事やトピックスを理解できる力をつけていきます。また社会で必ず役立つ金融・財務・会計の基礎や、世界経済の現況、日本の置かれた状況と今後の見通しなど、経済について幅広く学修していきます。最終的には、そうした話題について英語で意見交換できることをめざします。

インテンシブイングリッシュⅠ・Ⅱ・Ⅲ
TOEIC®スコア600点をめざし段階的・効率的に学習を進める

本来、英語を学ぶ目的は、テストで良い点を取ることではありません。特にグローバルビジネスの現場では、英語はあくまでもツールでしかありません。一方、具体的な点数目標を掲げることで、より効率的に英語を学修できるのも、また事実です。この授業では、Ⅰ・ⅡでTOEIC®のリスニングとリーディングで450~500点、Ⅲで600点を目標に置いて、段階的に学修を進めていきます。

ビジネスプレゼンテーション
ビジネスで想定される状況において自分を売り込むスキルを身につける

グローバルビジネスにおけるプレゼンテーション力の修得をめざし、"Sell Yourself"と"Sell YourBusiness"という2つのステージを設定して、具体的な作業を進めます。仮想クライアントにいかに自分自身、さらには自分が創出したビジネスを売り込むか。企業研究、企画・構想、資料作成(パワーポイント)、発表、評価・検証を繰り返し、実践的なスキルと物怖じしない度胸を身につけます。

担当教員の声

この大学でなら、きっと想像も
しなかった成長が可能になります

グローバルビジネス専攻はアクティブラーニングに力を入れ、海外留学、インターンシップ、研究プロジェクトなどを通じて、明日のリーダーの育成をめざしています。学生と教員の緊密なコミュニケーションもこの専攻の特徴で、個々の学生のレベルに応じて丁寧に語学学修をサポートします。勉強への熱意と明確な意図を持ち、綿密に計画を立てて取り組めば、無理に見える目標でも達成できるものです。私はこれまでの20年間、以前には不可能だと思っていた、あるいは想像もしていなかった成果を上げる学生たちの姿を、数多く見てきました。この大学でなら、想像を超えた成長が可能です。皆さんもぜひ先輩たちと同じ道を歩んでほしいと思います。

Patrick Shorb(パトリック ショーブ) 教授

●初年次セミナー ●基礎演習 ●専門演習 ●Writing, Reading, Advanced Communication

[経歴] 米国出身。ボストン近郊で育つ。ミネソタ大学モリス校社会学部助教授、西安交通・リバプール大学学習指導支援オフィスマネージャー、国際教養大学准教授、同能動的学修・評価センター(ALAC)長を経て、2020 年より本学着任。