
教員紹介(心理学部 心理学科)

- 所属
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心理学部 心理学科
人間行動学研究科 人間行動学専攻
- 専門
臨床心理学、発達心理学
- 主な担当科目(学部)
臨床心理学、発達心理学、教育心理学、心理演習 など
- 主な担当科目(大学院)
学校臨床心理学特論、臨床心理査定演習Ⅱ
- 主な研究テーマ
臨床心理学(自己概念の構造に関する研究、大学適応に関する研究)
- 主な著作等
『やさしく学べる乳幼児の発達心理学-妊娠、出産から子育てまで』(創元社)
■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。
子どもを対象にした臨床心理学を専門にしています。大学院に在籍していたころにアルバイトで「発達検査」を通して子どもと関わるになったことがきっかけです。その後、小児科や小中学校で臨床の仕事をしたり、子育てを経験するうちに、子どもと子どもに関わる方たちへの支援をしたいと思うようになりました。現在では発達支援センターで臨床心理士として相談業務を行っています。
■ プロフィール
スポーツが苦手で読書好きな内向的な子ども時代、学生時代を過ごしてきました。社会人になってからは、目の前にある課題に懸命に取り組むプロセスが、働くこと、生きることの意義を教えてくれたように思います。子育てが一段落して時間に余裕ができた今、学生と向き合える時間が増えたこと、専門性を活かした臨床活動を始められたことにわくわくしています。
■ 高校生へのメッセージ
「心理学」を学んだことはありますか?「心理学」は私たちの「心」を科学的に解明する学問です。「心理学」を学んだら日常生活に役に立つのではないか?と興味をもつ人も多いと思います。
しかし残念ながら「知っている」だけでは役に立ちません。学んだことについて様々な人と議論を重ね、考えてみる。そして自分の考えを表現する。また考えてみる・・・。
大学における学びの特徴は「考え続けるプロセスをたっぷり経験する」ことと、「自分の考えを表現する」ことにあると思います。このような学びを通して初めて「生きた知識」を獲得することができるのです。
■ 講演・取材など協力可能なテーマ
臨床心理学や発達心理学に関するテーマであれば協力可能です。これまでには幼稚園、保育園、小中学校の先生対象の研修会(カウンセリングの実技、子どもの発達に関すること、発達障害への対応など)、親を対象とした子育てに関する講演、大学職員を対象とした学生対応の研修会、初年次教育に関する取材などを受けさせていただいています。