教員紹介(心理学部 心理学科)

教授

藤木 清 (Kiyoshi Fujiki)

所属
心理学部 心理学科
人間科学部 経営学科
人間行動学研究科 人間行動学専攻
看護学研究科 看護学専攻
専門

統計学

主な担当科目(学部)

ビジネス統計学、保健統計学、統計学Ⅱ、卒業研究、初年次セミナー、基礎演習 など

主な担当科目(大学院)

社会統計学特論

主な研究テーマ

教学マネジメントへのデータ活用、IR(Institutional Reserch)

主な著作等

『大学教学マネジメントの自立的構築―主体的学びの大学創造20年史』(東信堂)(共著)『リサーチ入門-知的な論文・レポートのための-』(くろしお出版)(共著)『大学生と新社会人のための知のワークブック』(くろしお出版)(共著)『ゼロからの統計学-使えるシーンが見える』(くろしお出版)(共著)

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

■現在の研究テーマ

「学修成果の可視化の方法と評価に関する研究」

近年、それぞれの大学において卒業までに身につける能力を明示し、さらに公表することが求められています。そのためにはその能力の測定方法と基準をどのようにすればよいのかについて研究しています。

■専門分野(統計学)を志した理由

大学では会計学を専攻していましたが、3年生のときに統計学の先生のゼミに入りました。それ以来、データの背後に潜むモノを探求する面白さに取りつかれました。

■ プロフィール

兵庫県出身 関西学院高等部、同大学商学部を経て、同大学院商学研究科博士課程満期退学。1997年から本学の前身である関西女学院短大に着任して以来、本学で勤めています。

■現在に至るまでのトピックス

2004年に本学に評価室が設置され、2014年には評価センターに改称し、ずっとそこで大学の自己評価に関する業務に授業の傍ら携わってきました。本学では学生の皆さんがこれからの社会で活躍できるように様々な取り組みを行っています。

それがきちんと機能しているかどうか、改善するところはないのか、常にチェックをすることが必要です。このチェックの仕組みを企画したり運営したりするのが私の仕事の一つです。

この仕事でも必要なデータを集めたり、データを読みこんだり、分析したりして、現状や課題を把握することが重要です。これからはビッグデータの時代と言われています。インターネットを通じて多くのデータが扱えるようになります。皆さんもデータを読む重要さと面白さをぜひ感じてください。

■ 高校生へのメッセージ

将来、やりたい仕事、なりたい自分がある人はぜひ実現できる大学を選んでください。でも、“やりたいことなんてわからない”という人も多いでしょう。まずは“自分ができることは何か”から考えましょう。そして、さらに“できそうなことは何か”と考えを広げてみてください。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

学修成果の可視化、また、それにともなうInstitutional Research(学内データを用いたデータ分析)に関する本学での取り組み。