教員紹介(社会学部 社会学科)

准教授

中嶌 康二 (Koji Nakajima)

所属
社会学部 社会学科
専門

教育工学・教授システム学

主な担当科目(学部)

情報倫理・情報ネットワーク演習・情報リテラシー・教育方法論

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

教授システム学または教育工学という分野が専門で、「授業設計を支援するインストラクショナルデザインツールの設計と開発」「自律的学習を支援するための方策研究」「eラーニング教材設計・開発」を研究テーマとして取り組んでいます。
2000年代、インターネットが普及し、「教育の情報化」が盛んに謳われ始めた頃、「情報化する、とはどういう意味か?」「そこに何が期待できるのか?」「教育・学習の再構成ができるチャンスなのではないか?」と考えるようになったことが、これらのテーマに取り組むようになったきっかけです。

■ プロフィール

人生100年時代と言われ、あらゆる面で変化の速い現代社会では、「社会人学び直し」が奨励されています。私は、必要に駆られて、この「社会人学び直し」のかたちで、社会人学生として大学院に進学しました。そして、そこで出会ったテーマ(上述)に生涯かけて取り組むために、現在の職務に当たっています。
学部生時代はというと、授業よりも体育会ヨット部での日々に没頭していました。その分、勉強は疎かになりましたが、海原を帆走して風・波・潮を読みながらレース(競争)をする中で、客観的視野と、挑戦する力、それを持続する力を身につけられたので自分ではよしとしています。ヨットは皆さんにもお薦めです。機会があればぜひ体験してみてください。

■ 高校生へのメッセージ

「やってできないことは何もない」とまでは言いませんが、人には、かなり広い範囲で「できる可能性があること」があって、私はそのために努力することが好きですし、努力する人を応援したいと考えています。

高校生のみなさん、仮置きの目標でもよいので、まず具体的な目標を設定して、ひとつずつクリアしましょう。そうすると、本当の夢を見定めることにもつながりますし、実現を目指すことができるようになります。
本学に来られたら、私たちがそれをサポートします。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

インストラクショナルデザイン(学習意欲のテコ入れ方法・学び方の改善方法・教員向け授業設計・eラーニング教材設計)など