教員紹介(心理学部 心理学科)

Kota Matui 松井 幸太
准教授 学科長
所属
心理学部 心理学科 人間行動学研究科 人間行動学専攻
専門
臨床心理学、臨床スポーツ心理学、自然体験活動(運動・スポーツによる心の回復・成長)
主な担当科目(学部)
心理療法、カウンセリング、スポーツ心理学、教育相談、卒業研究
■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。
現在の専門は、臨床心理学と臨床スポーツ心理学を専門としています。もともと小さい頃からスポーツが好きで、スポーツと心の関係に関心があったので、大学では、まずスポーツ心理学を専攻しました。その中でアスリートに対するカウンセリングに触れ、次第に臨床心理学の道を志すようになりました。今では臨床心理学、特に学校臨床心理学や人間性心理学を専門に研究しています。
■ プロフィール
幼い頃は、サッカー漬けの全力少年でした。大学でもサッカーを続けていたのですが、怪我を繰り返し、心が折れかかっていた時に出会ったのが、スポーツ心理学であり、臨床心理学です。スポーツ心理学では、特にアスリートのカウンセリングに関心をもったのですが、これは人の心に触れるものであり、中途半端な気持ちではやれないと感じました。そこで私の場合は、スポーツ心理学の大学院を終えた後、臨床心理学の大学院に進みました。その後、臨床心理士の資格取得後は、学校教育領域(スクールカウンセラー)、医療領域(精神科クリニック)、福祉領域(家庭児童相談室)などで仕事をさせてもらい、今に至ります。
■ 高校生へのメッセージ
人が成長していく中で、うまくできた経験や達成感、楽しさ、嬉しさも大切ですが、うまくいかなかった経験や挫折感、悔しさ、不安なども大切にしたいと私は思っています。さまざまな体験をともにしていきましょう。
■ 講演・取材など協力可能なテーマ
臨床心理学やスポーツ心理学に関連するテーマでしたら、ご協力できます。これまでには、「カウンセリングマインド研修」、「子どもの自立心を育てる親の関わり」、「自然体験活動と子どもの成長」、「星の王子さまに学ぶ心の世界」などのテーマで講演させていただきました。