教員紹介(心理学部 心理学科)

准教授

山本 喜晴 (Yoshiharu Yamamoto)

所属
心理学部 心理学科
人間行動学研究科 人間行動学専攻
専門

臨床心理学、心理療法論

主な担当科目(学部)

心理学基礎、心理学研究法

主な担当科目(大学院)

臨床心理面接特論Ⅱ、臨床心理実践実習、臨床心理基礎実習、投影法特論Ⅱ

主な研究テーマ

臨床心理学、箱庭療法、遊戯療法

主な著作等

『心理臨床における身体イメージ体験』

『身体の病と心理臨床―遺伝子の次元から考える』

『事例研究から学ぶ心理臨床』(いずれも創元社、共著)

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

箱庭療法ほかイメージを介した心理療法(プレイセラピー、芸術療法、夢分析)などが中心的な研究テーマです。最近は、こどもの遊びや、青年期の課題における創造性についてよく考えています。またゲーム体験について投影法心理検査を交えて調査したり、HIV陽性者への心理的支援の研究もしています。

心理学という大きな領域の中では、特にユング心理学の考え方や実践が、自分自身の在り方となじみ深く思っていますし、大切にしたいと考えています。

■ プロフィール

田舎ののどかな地域で生まれて、育ちました。春は山菜をとったり、秋はむかごを取ったりしました。また海も近いところだったせいか、泳ぐのが好きです。今でもときどきプールや海で泳いでいます。

■ 高校生へのメッセージ

心理学はふところの深くて広い学問ですので、誰でも関心の持てるテーマが必ず見つかります。自分の好きなことが、心理学ではどんなふうに研究されているのか、先生からヒントをもらいながら、自分で調べてみたり、ときには人と話し合ってみたり、すると、新たな発見があって楽しいですよ。楽しんで学んだ経験は、その後の人生にきっと役立ちます。

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

イメージをもちいた心理療法。具体的には箱庭療法、遊戯療法(プレイセラビー)、夢分析、芸術療法(描画、コラージュ、粘土等)などです。