教員紹介(社会学部 社会学科)

教授

章 志華 (Zhihua Zhang)

所属
社会学部 社会学科
専門

情報工学、知的情報システム、データサイエンス など

主な担当科目(学部)

データサイエンス入門、画像処理演習、ソフトウェア工学の基礎、ウェブデザイン総合演習、データサイエンス実践演習 など

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

元もとパソコンが好きで、情報システムやソフトウェア開発手法などに興味があり、情報工学の分野へ飛びました。

修士課程では、第2次AIブームの影響を受け、エキスパートシステムを学び始めました。徐々にその日進月歩の発展に驚き、益々先進的なICT分野に惹かれました。そして当時電子分野において世界をリードする日本に憧れ、日本へ留学。

博士課程では、知的情報処理の立場から設計支援の研究を行い、製品開発に用いられる専門家の知識を表現する方法や対象領域のモデリング手法の開発などに従事し、そこから本格的に研究していくようになりました。

■ プロフィール

私は生まれが中国の安徽省で、観光聖地の黄山(世界遺産)が有名です。また安徽省は歴史的遺跡も多く、特に三国志に関わるものがあります。

北部には曹操の出身地の亳州、中部には呉の大軍を破った魏の猛将張遼の拠点合肥、南部には諸葛亮孔明と並んで三国時代呉の名軍師周瑜の生まれ故郷である舒城県などの名所があります。まぁ、歴史が好きと言いたいのですが、そんなことたくさん言ってもしょうがありません。

最近では第3次AIブーム、機械学習(ディープラーニング)の影響を受け、ビッグデータ社会における変革にたいへん感心しており、ビッグデータ社会に欠かせないデータサイエンスの人材育成に深く興味を持っています。運動が苦手ですが、音楽・映画・囲碁が好きです。

■ 高校生へのメッセージ

10年前からのアメリカでは「21世紀最もセクシーな職業はデータサイエンティストだ」と言う説がありました。

近年、IoT、AI、機械学習などを代表とする新しい情報技術の発達により、日本に限らず世界は今、ビッグデータの社会となっており、あらゆる面においてAIなどにより再定義され、社会・産業は大きな転換期を迎えています。

データの収集や解析を扱う統計学の知識、データ処理を行う情報科学(特にAI・機械学習)の知識と技術、加えて、ビジネス分野をはじめとする社会各専門領域へ展開・問題解決できる能力を持つ人材は、日本が目指すSociety5.0社会にとって宝的存在となります。しかし、そのような人材は今足りません。皆さん、ぜひデータサインス専攻にて、この新しい学問であるデータサイエンスについて一緒に探究しませんか?!

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

  • IoTやAI、機械学習の新しい情報技術の応用に関するテーマ
  • データサイエンスの基礎及び応用に関するテーマ
  • ウェブデザインやウェブシステムの構築に関するテーマ