社会学科コラム

202107.15
社会学科コラム

【社会学部】社会調査で「いま」を調査しよう-社会調査の授業風景-

皆さんは『いま、社会がどのようになっているか』『社会がどのように変化をしているのか』を知りたくありませんか?


「社会調査実習」では学生が主体となって社会現象に対して仮説を立て、社会調査を企画し、実際にデータ収集と分析をおこないます。今年は「コロナ禍の生活」をテーマにゲーム、スポーツ、ライブ、映画、旅行、外食についてのアンケートを用いた量的調査を計画しています。


メンバー全員が「アンケートに答えたことはあるけど、作るのは初めて」という状態からスタートし、先行研究を調べ、仮説をたて、ようやく質問文を作るところまで漕ぎ着けました。質問文を作るには少しコツがいります。たとえば経験(したことがある)を聞くのか希望(してみたい)を聞くのか、はい/いいえで聞くのか、選択肢は何個作るか...。


アンケートの醍醐味は、自分の知りたいことが数字になって現れるところですが、聞き方次第で結果は大きく変わってしまいます。アンケート未経験だった学生たちも、「これで本当にうまくいくのか」、「こうした方がいいんじゃないか」といつの間にか真剣な表情で議論をしています。はたしてどのような結果になるのでしょうか。


学校を卒業してからも、社会調査を通じてほんとうに役に立つ力を身につけることができます。


社会学部 社会学科 永井 純一

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