
社会学科コラム
【社会学部】「社会学×DS」で、「大学生の自分」と「未来を生きる自分」とのWin-Winな関係づくりをしよう!
人類はアフリカで始まり6万年以上かけて、世界に安住の地を求めて移動しました。その間、時間と労力をかけて文明を築き今日のような住みやすい社会を築いてきました。(図1参照)
しかしその間には、今私たちの生活を脅かすコロナのような伝染病のまん延が幾度かありました。ペスト、インフルエンザ、スペイン風邪などが何度となく人類を脅かしました。当時の最先端の医学や科学技術をもってもなかなか解決できない社会の問題でした。
図1:人類の移民の歴史マップ

https://www.nationalgeographic.org/media/global-human-journey/
去年はコロナによる非常事態が起こり、卒業式も入学式もできませんでした。今年は何とか入学式を対面でおこなうことができた大学もありましたが、これまでの当たり前がそうじゃなくなるといった経験をしています。まさに、ニューノーマルの時代に突入しています。
これからは、社会が変わります。価値感が変わります。生活の環境、ライフスタイルが変わります。経済が変わります。皆さんの人生の生き方自体が変わっていきます。

「ニューノーマルな時代が来る!」というと、人は「ニューノーマルという新しい安定した一つの状態の社会が定着するんだな」と思ってしまいます。しかし、この「ニューノーマル」はコロナ株が変異するようにどんどん状況を変えていきます。
グローバル社会も同様に状況が変わっていきます。こんな状況の下で、今高校生のあなたは大学に進学して何を学びますか。4年間の大学でどんな経験、知識や知恵を身に付けますか。大学を卒業し、10年も経たないうちに30歳の立派な社会人です。
そんな社会人の自分とどんな会話をしますか。また、どんな人生の贈り物をしますか。


KUISsの社会学部で同じ時代を生きる仲間たちと「社会学✖DS」という視点から、未来を生きるあなたにとって納得のいく未来社会を、私たちといっしょに考えてみませんか?
10年後の未来のあなたとの対話の準備をしてみませんか?