観光学科ニュース

202109.03
観光学科ニュース

【観光学科】南紀白浜マリオットホテルでのインターンシップ体験談

私はこの夏、2週間にわたる大学と企業との連携によるインターンシップ・プログラムに参加しました。受け入れ先は、和歌山県白浜町にある南紀白浜マリオットホテルです。


1週目は宿泊部門(ベル、客室清掃、予約業務)を、2週目は料飲部門(レストラン)を体験しました。夏休み期間ですがコロナ禍ということで、さらに悪天候が多かったためか、想像していたよりもお客様が少なかったです。


ベルではお客様のお出迎えや荷物運び、客室デリバリーをしました。基本的にゆったりとした時間が流れていて、お客様に挨拶するだけではなく会話をする機会も多く、お客様と親しく交流することができました。その分、臨機応変な対応と丁寧な接客が必要とされることを強く実感しました。

例えば、玄関の香り(マリオット特有の物)についての説明をしっかりできたり、出かけるお客様へ近隣の案内がスムーズにできたりしたときは「やったー!」と心の中でプチガッツポーズするくらい嬉しかったです。辛かったのは、じっと立って待機している時間が多く、足がとても痛かったこと。ヒールの靴になれていないものですから。(笑)


客室清掃では、主に水回りを清掃しました。1日で何部屋も回っていくのでかなり疲れました。

予約業務では、インターネット予約の整理をしました。1日で数百件もの予約があることを知り、それを機械のみでなく人の手も加わって整理・管理をしていることに驚きました。いまはやりのDXの導入でこうした仕事も簡易化されるのでしょうか?ちょっと気になります。


レストラン業務では、清潔感と素早いサービスが求められました。お客様の様子をよく観察しバッシングや水提供といった基本的なことから、尋ねられたり、求められたりすることが多く、臨機応変な対応が必要とされるので結構大変でした。また、清掃時には、お客様目線でいろんな角度からチェックすることが大事だと教わり、常に意識するようになりました。どんな場でもお客様の立場になってしっかり考えることが良いサービス提供につながるということを強く実感しました。


全体を通してふりかえってみると、自分の接客で、お客様が笑顔になるのを見ることができた時がやはり嬉しかったです。

また、スタッフの方々はお客様だけでなく従業員間のコミュニケーションも大切にされていて、インターンとして来ている私にも気さくに話しかけてくださり、とても良い環境で安心して仕事に専念することができました。これがチームで仕事する上で、コミュニケーションスキルが重要であるということなのだなとあらためて理解することができました。


最終日に友人が体調を崩してしまったのですが、社員の方に相談・報告に行くと、事情を聞いて的確で迅速な対応をしてくださったおかげで大事には至らず、その対応ぶりに感動しました。


いま思い出すと、固すぎず少しカジュアルながらも丁寧な接客をする上品な従業員の方が多く、いつもかっこいいと思いながら、多くの刺激を受けることができました。また、ホテルの様々な業務を体験できとても貴重な体験となりました。本番の就活に向けて、大きな財産になったと実感しています。

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関西国際大学から参加した仲間たちと

 

国際コミュニケーション学部 観光学科 3年 沖野碧
⇒ 国際コミュニケーション学部 観光学科ページ

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