観光学科ニュース

202111.02
観光学科ニュース

【観光学科】地域資源の保全・活用から新たな旅の魅力を発見する

近年、日本の原風景である茅葺き民家のある地域の魅力を再発見する旅が注目されています。


本学の観光学科では、今年度からNPO法人神戸茅葺きネットワークの活動に協力する形で、学生たちが神戸市北区の地域資源である茅葺き民家の保全・活用の活動に参画しています。茅場でススキを育てて茅葺き屋根の材料を収穫する保全活動から、茅葺き民家を活用したイベントの企画・実施まで、約1年間のプログラムです。


現在、茅葺き民家が多く残る神戸市北区では「茅葺きを中心としたまちづくり」が行われており、毎年秋には「茅葺き屋根とふれあう月間」というイベントが行われています。そのうちのひとつ、「茅場でススキ狩り、ススキ細工をつくろう」のイベント実施に本学の学生たちがスタッフとして参画しました。


このイベントは、茅葺き屋根の材料であるススキの穂を使った工作を楽しみながら、茅場でのススキの育成をはじめ、茅葺き民家の保全・活用の活動や、茅葺き民家のある地域の魅力について知ってもらうことを目的としており、学生たちは会場の設営から受付、子供たちへの茅場の説明やススキ細工の指導など、イベントの実施に大いに活躍しました。


このプログラムに参加している学生たちは、地域資源の保全・活用から新たな旅の魅力を発見してくれることでしょう。


茅葺き屋根とふれあう月間2021(神戸市ホームページ)

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国際コミュニケーション学部 観光学科 教授 田中 栄治
⇒国際コミュニケーション学部 観光学科ページ

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