
観光学科コラム
【観光学科】PBL型プログラム 加東プロジェクトのフィールドワーク

本学観光学科2年生の田中栄治ゼミでは、加東市と連携し、「観光を通じた地域産業の活性化」をテーマとして、加東市内で観光客により長い時間滞在していただける施策・事業を提案するPBL型プログラムに取り組んでいます。
6月には加東市の主要な観光スポットをバスでめぐるフィールドワークを行いました。神戸駅前からバスに乗り、まずは神戸から加東市までのバス移動の時間や距離感を把握します。これも重要なフィールドワークです。
その後、はじめに加東市内で観光客の多く訪れる播州清水寺を見学。播州清水寺は西国三十三所巡りの二十五番札所であり、源義経の伝説が残る場所でもあります。加東市観光協会の方からの説明を聞き、境内の売店でいろいろヒアリングをして情報収集しました。もちろん、お土産も買いました!
続いて、こちらも観光客の多い東条湖おもちゃ王国やモビレージ東条湖などの東条湖周辺の見学を行い、加東市の観光施設の課題を探りました。さらに、和様と唐様による折衷様という播州地域の寺院建築の特徴が見られる国宝の朝光寺、赤穂義士ゆかりの観音寺、サイクリングやスポーツも楽しめる自然の豊かな県立播磨中央公園、奇岩・怪岩が川底いっぱいに広がる闘竜灘、そしてフラッペの美味しいHRNカフェなど、加東市内の観光スポットを巡り、それぞれに発見と気づきがありました。
今後、フィールドワークで得た気づきをもとに、現状の分析から課題の細分化を行い、各グループで取り組む課題を見つけ出して提案につなげていきます。中間発表は8月、最終発表は10月の予定です。なお、このプログラムには流通科学大学の学生さんたちも参加しており、中間発表・最終発表は2大学合同で行う予定です。どのような提案が出てくるか今から楽しみです。






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202204.18掲載 PBL型プログラム 加東プロジェクトはじまりました!