社会学科コラム

202308.26
社会学科コラム

【社会学部】現場で学ぼう!!フィールドワークで調査しよう

社会学部は「社会」における様々な現象を考える学問です。と、いうと大学でなにを学ぶのか、と思われるかもしれません。社会学部を卒業したときに一番役に立つのは「社会を調べるための方法」つまり「社会調査」です。

社会調査は量的調査と質的調査にわかれます。社会調査に関する具体的な内容はおいておくとして・・・、社会調査のトレーニングを様々な授業で取り組みます。今回紹介するのはフィールドワークです。フィールドワークはその名の通り、現場に出て様々なデータを取得する方法です。これはマーケティングでいえばミステリーショッパー、いわゆる覆面調査(調査員が覆面で突然店舗を訪れる)。コンサルティング会社による業務改善、公務員による地域調査等々、フィールドワークは様々な業界で利用されます。

「ソーシャルデザイン演習」という授業では具体的なテーマを扱います。例えば「街開きをして40年が経過したポートアイランドの課題を見つけよ」「少子化が進む和田岬において子どもたちの居場所としての駄菓子屋の意義を考えよ」などです。

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こうした調査では現地に行き、話を聞き、ノートを作成します。このノートを作成するのも技術が必要です。

現地にいかなければわからないこと、現地にいくから考えることができることがあります。こうした現場で活かすことができる学びを社会学部では大切にしています。

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【准教授 山本 晃輔】

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