社会・地域連携

202505.19
社会・地域連携

【課外活動体験談】「他大学の学生と一緒にボランティアに取り組み、新しい考え方を学ぶことができた。」

2025年3月に、能登半島被災地において復旧支援活動のボランティアに参加された、経営学部の岩崎さんにインタビューしてみました!

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能登半島被災地支援ボランティアに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

私は熊本県の高校に進学していたんですけど、高校時代に熊本の南部豪雨災害があって、その災害を自分たち自身が受けて。

学校全体をあげて人吉とかの方に行かせてもらった時に、ボランティアを初めてやらせてもらったんですけど、その時にちょっと自分の中で揺らぐというか、「ちょっとこういう仕事やってみたいな」とか、「人の役に立つのが楽しいな」って初めて思えたんです。

それがきっかけで、大学でもボランティアに行けたらなっていうのはずっと思ってて、このタイミングで先生に誘ってもらったのがきっかけです。

現地ではどのような活動をされましたか。

能登半島の豪雨災害被災地のボランティアの方を重点的にやらせてもらいました。

例えば、川沿いにある畑の土砂とか石を仕分けたり、流木や家具とかが流れついたものを撤去するといった作業を行いました。

活動の中で印象に残っていることを教えてください。

複数の他大学の方と協力して活動していたんですけど、自分たちよりボランティアに参加した回数も多い方々と話す中で、「ボランティアの人が来るだけで、被災された方は希望を持たれていて、もし自分たちが参加をしなくなると、忘れられたんじゃないかと思われることがある」という話を聞いて、「自分たちは覚えてるんだよ」ってことを定期的に発信していくことが大事なんだなと、すごく印象に残りました。

大学生になって、自分もあまり熊本の方に戻れていなかったりするので、そういうのももっと大事にしていかないといけないな、と同時に感じました。

活動を通じて成長できたことを教えてください。

自分たちの宿舎とかで他大学の方と色々話をさせてもらっていたんですけど、活動の情報共有を合同で行う時に、自分たちがいつもやっているようなグループワークではなくて、もっと役割とかしっかり決めてディスカッション形式でする機会があって。

ボランティアで行った際に、被災された方の名前や顔、その人がどういう暮らしをしてきて、どういう思いでいるのかっていうのを、被災者の方との対話を通じて読み取りながら活動している、ということを知りました。

それを知ってから、被災者の方とのコミュニケーションをより大事にして、人の名前はもちろん覚えて、その中でどういうことをしてくれたら嬉しいのかということを、聞き取りながら活動するようになりました。

岩崎さんが考えられている今後の進路について教えてください。

このボランティアに行ったことによって、インフラ整備に興味が出てきて、災害復興支援をやっている企業を調べているところです。

ボランティアに参加しようか迷っている他の学生にひとこと!

ボランティアに行って後悔することってあんまりないと思います!

自分自身、行ってすごく成長できたと思うし、それによって人間関係が新しく構築された部分もあるんで。

いろんなことに挑戦するのは良いなっていうのは改めて感じたんで、そこがボランティアのいいところかなって思います。

 

岩崎さん、ご協力いただきありがとうございました!

実際の活動の記事はこちら→能登半島被災地にて大学ボランティア隊が復旧支援活動に参加

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