教員紹介(保健医療学部 看護学科)

教授

齋藤 いずみ (Izumi Saitou)

所属
保健医療学部 看護学科
看護学研究科 看護学専攻
専門

助産課程、母性看護学、助産学 

主な担当科目(学部)

助産学概論・助産診断技術学・助産管理・地域母子看護学・助産学実習・統合実習 等 

主な担当科目(大学院)

助産看護学特論 

主な研究テーマ

看護をわかりやすく可視化すること。産科混合病棟のこと。工学研究者との共同による助産学のエビデンスの創出。経営学研究者との協働による新しい助産管理学の創出。関連した助産管理・看護管理に関すること。

主な著作等

教科書 

南江堂 看護学テキスト 母性看護学 改定第3版 概論・ライフサイクル編集責任者執筆 

放送大学 母性看護学 放送教材テキスト編集責任者執筆  

メジカルフレンド 新体系 母性看護学 第6版:執筆 

医学映像教育社 目で見る母性看護学DVD 全6巻  

日本看護協会出版会 医療の論点 

■ 現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください

●産科混合病棟の医療の安全と質の保証  

日本の病院における分娩の約8割が混合病棟の多数ある中の一つの科として扱われ、分娩と高患者の死亡時の看護が重複することも起きています。産婦さんにも、産科以外の患者さんにも両方の患者さんへの、医療安全や看護の質を担保することが難しい事象が起きています。そのことを帰結するための研究に取り組んでいます。
 

●助産師になった理由 

看護の中でも、自律し一つの分野に深くかかわることのできる専門性の高い分野だと思ったので助産師になりました。私は、「お産婆さん」と呼び方も嫌いではありません。伝統的な職業であり、古くから人々の生活に深くかかわる仕事であることに魅力を感じました。 

■ プロフィール

北海道生まれです。東京の日赤医療センターで助産師として、膨大な臨床症例を経験させていただきました。その後筑波大学大学院で学びました。北海道大学、愛媛県立大学、北海道医療大学、神戸大学で教員の経験をいたしました。神戸大学の経験が一番長い経験です。神戸が大好きです。三木市や、兵庫県、関西をもっともっと知りたいと思います 

街を探検する事が大好きです自転車で街を回遊しています。能楽堂・文楽劇場に出没しています 

■ 高校生へメッセージをお願いします

看護師の資格は、人生の可能性を広げてくれると思います。また助産師・保健師・看護師の資格は、海外協力隊や国際的活動をするチャンスをもたらしてくれます。助産師は、あらたな命を安全に迎えるために、診断できる力も要求されます。厳しい職場ですが、誇りをもって臨める仕事だと思います。 

■ 講演・取材など協力可能なテーマ

2014年より現在まで、長期間、放送大学の「母性看護学」主任講師客員教授です。2023年より、科学技術振興機構JST創発研究アドバイザーです。 

以下の講演、取材、ご相談が可能です。 

いろいろな幅広い、お受験の相談が可能です。 

 

  • 助産師ってどんな仕事だろう。
  • 「大学院で学ぶ助産・一年コースで学ぶ助産・学部で学ぶ助産の違いとは
  • 看護を可視化するとは
  • 産科混合病棟で今起きていること、病院の産科の現場はどうなっているのだろうか