教員紹介(保健医療学部 看護学科)

助教

八木 良子 (Ryoko Yagi)

所属
保健医療学部 看護学科
専門

老年看護学

主な担当科目(学部)

老年看護援助論 老年看護学実習

Q1:現在の研究テーマ(または専門分野)とその専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

高齢者の心不全看護の研究を行っています。

少しでも長く自分らしい生活を送るにはどうしたらいいのか?をテーマに高齢の心不全患者にとって意義ある研究ができればと思い研究に取り組んでいます。

これまで、病棟や外来での勤務を通じて、看護師として多くの高齢の心不全患者と接してきました。徐々に心機能が低下し、どんどん動けなくなる方が多くいる中、心臓リハビリを行うことで、心不全があっても自分らしい生活を送れるようになっていくお手伝いができたことに真に達成感を得たことが研究を始めるきっかけです。

Q2:プロフィール

三木キャンパスのある兵庫県三木市で幼少期を過ごし、長年、北播磨地域の急性期医療を担う病院で勤務しました。初めての病棟は脳神経外科病棟で、仕事を覚えたい一心でがむしゃらに仕事をしたのは今となってはいい思い出です。その後、循環器内科心臓血管外科の混合病棟で勤務したり、心臓リハビリテーション室、血液浄化センターでの経験を積ませていただきました。

Q3:看護の仕事をしてよかったと思ったことは何ですか?

患者様から感謝の言葉をいただいた時が看護師という職業を選んでよかったと思える瞬間です。

仕事をする中で大変なこと、つらいことはもちろんありますが、病状が回復した元気な姿で「あなたが担当看護師でよかった。」の言葉をいただいた時の充実感、達成感は得難いものがあります。

Q4:看護の仕事をして辛かったことは何ですか?

やはり、病床で苦しんでいる姿を見たときは大変心苦しい思いをしました。

Q5:高校生へメッセージをお願いします。

医療技術は日進月歩で進化しています。そのため、看護師や医療従事者が医療の現場で活躍するためには、新しいものを吸収する積極性、受け入れる柔軟性が必要となります。

いま、みなさんは色々なことにチャレンジする勢い、気力、体力を備えています。どんなことでも興味をもったことに積極的に挑戦し、視野の広さや柔軟な思考を身につけていただきたいと思います。