
国際コミュニケーション学部 観光学科
観光ビジネス専攻
実践的な英語力と経営力を修得し、
日々変化し続ける観光ビジネスのプロとなる
観光ビジネスは、日本にとって貴重な成長産業です。コロナ後の新時代に、観光はどうあるべきか。新たな成長の道筋を、どう見つけ出せるか。観光業界は、未来を切り拓く人材を待望しています。観光ビジネス専攻では、企業や自治体と連携した実践的な演習と、体系的な専門科目教育により、豊かなコミュニケーション力とマーケティング力、そしてマネジメント力を醸成します。観光をビジネスの視点でとらえ、魅力的で持続可能な観光を創出できる人材へと成長します。
めざす進路
- 旅行会社(ツアープランナー)
- テーマパーク
- DMO
- 製造・流通(小売・商社・eコマース等)
- 鉄道・バス会社等の旅客運輸業
- 地方自治体
- リサーチ会社
- 観光関連ビジネスの起業 等
めざす資格・免許
- TOEIC®600点以上
- 総合旅行業務取扱管理者
- 国内旅行業務取扱管理者
- 旅程管理主任者
- インバウンド実務主任者
- 世界遺産検定
- 防災士
- 等
学びの特色
- 1
- 問題解決学習で実践的なビジネススキルを育成
地域の企業や自治体と連携し、多くの学外フィールドワークを実施。提携先から具体的な課題をもらい、学生がチームを組んで調査し、検討し、解決策を考え、提案します。これにより、観光ビジネスはもちろん、自治体、運輸、製造、流通など幅広い観光関連産業・行政機関で活躍できる実践的なビジネススキルを修得できます。
- 2
- コミュニケーション力を世界レベルに高める
観光ビジネスは、今や最先端の国際ビジネスです。海外のエージェントと交渉し、世界中から顧客を集める観光ビジネスで活躍するために、実践的なビジネスマナーを学ぶとともに、徹底した英語教育と充実した留学プログラムを通じて実用的な英語力と異文化理解を獲得。世界レベルのビジネスコミュニケーション力を修得します。
- 3
- 観光の可能性を切り拓く新しい才能を育てる
現在の観光ビジネスに必要なのは、多様化したニーズとウィズコロナ時代に対応した「新たな事業を切り拓くことのできる人材」です。発想に頼るのでなく、ビジネスの基本を踏まえ、成功する事業を立ち上げられるよう、ベンチャービジネスの研究やビジネスモデルの分析などを学修。資金調達や起業の知識とスキルを修得します。
授業紹介
- プロジェクトマネジメント演習
- 実際の課題にチームで取り組み実践的な課題解決力を獲得
社会に出ると、締め切りのあるミッションにチームで取り組む機会が増えます。それを確実に運営し、成功へ導くのが「プロジェクトマネジメント」 です。この演習では、旅行会社や自治体と連携し、現場が抱える具体的な課題を解決するプロジェクトや地域振興プロジェクトに参加します。授業で学んだ知識と実体験が結びつくことで、実践的なビジネススキルを修得できます。
- 観光産業論
- 広範な産業で構成される観光業を経営学的視点から客観的に把握
観光産業は旅行業、宿泊業、交通運輸業、空港事業、飲食業、土産販売業、製造業、農林水産業など広範な産業によって構成されています。その構造をマクロな視点でとらえ、基本的なビジネスモデルを学修します。また日本経済にとって重要なインパクトを持つインバウンドツーリズムを、経営学視点から把握。観光業の歴史や成り立ちも学び、産業全体を客観的にとらえます。
- ベンチャービジネス論
- ベンチャービジネスに必要となる実践的な知識や技能を修得する
ベンチャービジネスの起業及び発展には、独創性と冒険性に富んだ企業家や起業家が必要となります。この講義では、ベンチャービジネスの構想作りや経営に必要な実践的な知識・技能を修得するための方法について学びます。今では大企業となったベンチャー企業や、近年話題の新興企業などの実例にも多く触れ、「新しいビジネスを生み育てる過程」を多面的に学修していきます。