教育福祉学科コラム

202209.22
教育福祉学科コラム

【教育学部】おもしろそうが原動力③

「いらっしゃいませ」中学生のみなさん

兵庫県には、中学生2年生を対象に「トライやるウィーク」という職場体験・福祉体験・勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人一人が自分の生き方を見つけられるよう支援する事業があります(文部科学省)。「トライやるウィーク」で来校された中学生のみなさんと本学学生の交流を通した活動例を学生のe-ポートフォリオ*から紹介します。

*e-ポートフォリオとは、個人の入学から卒業までの経験や行動、学修成果を記録するためのWebツール

95日より1週間、中学生がトライやるウィークで関西国際大学に来てくださいました。その活動の1部で学生との交流会を行いました。 大平ゼミ34年生より5名が参加し、大学生活について話しました。

簡単な自己紹介の後、初めに中学校と大学との違いについての話をしました。中学校では50分授業なのに比べ大学では90分授業とほぼ倍になります。また時間割においても大学では自分自身で必要な講義を選択し、組み合わせ時間割を作成します。高校までの学校生活から大きく変わってしまうことを伝えながら、私たち自身も改めて感じました。

また本学独自の行事であるHEARTフェスタやSportsRevolutionなどを紹介しました。昨年度の動画やゼミに所属する実行委員長から実際にどのような事をしたのか、やってみた経験などから、自分自身で行動してみることの大切さを中学生にも感じてもらいました。

実際、大学では何をするにも自分で行動をしていかなくてはなりません。自分自身で様々な事を紹介し、説明していく中で、行動することの大切さを痛感しました。

今回交流会を行った中で、全く知らない事を説明していくことの難しさや相手に1つでも多くの事を理解してもらう事の大切さを改めて実感することが出来ました。これは今後の学生生活や教育活動の現場においての課題でもあると感じました。

中学生の皆さんには今後の学校生活での参考にして貰えることがあれば嬉しく思います。ありがとうございました。

(大平ゼミ 3年 松田 侑己)

おもしろそう③.jpg

トライやるウィークに参加してくださった中学生のみなさんのふりかえりのまとめは、「大学生は自由だが責任が伴う」だったそうです。

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おもしろそうが原動力①

おもしろそうが原動力②

【准教授 大平誠也】

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