
グローバル教育センター
2020年度冬学期グローバルスタディ全体報告会を実施しました
2021年5月29日(土)に、2020年度冬学期グローバルスタディ全体報告会をオンラインで実施しました。今回報告したプログラムは、コロナの影響を受け、すべて国内プログラムとなり、中国・ベトナム・カンボジアなどの海外現地とオンラインでつなぐ形、国内に在住する外国籍(あるいは外国にルーツのある)の方との交流等を行う形で実施しました。
13プログラムの代表者がそれぞれの発表用ブレイクアウトルームに入り、資料を提示しながら活動内容、調査結果、学習成果の発表を行い、約160名の参加者(学生約140名、教職員、ステークホルダー20名)は、順番にブレイクアウトルームを回り、チャットで質問・コメントを入力しました。発表者は参加者からの質問に対し、回答するなどし、活発な質疑応答が行われました。
最後の講評では、濱名学長から、「オンラインでのヒアリング、インタビューは現地に渡航して直接行うより難しい。このような厳しい条件の中では、事前に何をどこまで準備するのかが重要である。まずは、知りたいことを明確にしておく、次のステップは自分の体験からまとめる、さらに次のステップはこの経験で得られたものから、何を考えるかである。「なぜ」、「どのように」を考えることを2、3度繰り返すと深い学びにつながっていく。グローバルスタディで気づいた疑問を今後の学びにつなげていってほしい。」との言葉をいただきました。
プログラム実施にあたり、ご協力いただきました海外協定校のみなさま、ステークホルダーのみなさま、ありがとうございました。今後ともプログラムの実施に際しましてご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。
プログラム | プログラム名 | テーマ | 履修者数 |
① |
グローバルスタディⅠ (中国/2020冬山東省) |
中国でのキャッシュレス決済普及の要因調査と日本社会における促進方法への提案 | 19 |
② | グローバルスタディⅠ (カンボジア/2020冬コンポントム) |
豊かさと幸せを感じることができる持続可能なくらしのあり方を考える | 4 |
③ |
グローバルスタディⅠ (ベトナム/2020冬ダナン) |
ベトナムの経済と社会における日本(企業)の関わりについてのフィールドリサーチ | 14 |
④ | グローバルスタディⅠ (アメリカ/2020冬シアトル) |
米国のコミュニティ防犯と青年犯罪を中心とした犯罪に関するフィールドワーク | 6 |
⑤ | グローバルスタディⅠ (ブータン/2020冬) |
ブータンから学ぶ幸せに生きるためのヒント | 21 |
⑥ | グローバルスタディⅠ (ブラジル/2020冬) |
ブラジルとの表現を含めた文化交流の在り方を考える | 16 |
⑦ | グローバルスタディⅠ (ACP/2020冬防災まちづくり) |
コロナ禍のセーフティマネジメント:ACPメンバー大学による国際比較 | 17 |
⑧ | グローバルスタディⅠ (インドネシア他ACP/2020冬防災教育) |
被災地における効果的な防災教育教材の作成と活用:ACPメンバー大学との連携 | 19 |
⑨ | グローバルスタディⅠ (国内/2020冬神戸)① |
外国籍児童のアイデンティティとダイバーシティを考える | 28 |
⑩ | グローバルスタディⅠ (国内/2020冬神戸)②小学校 |
日本の小学校における外国籍の子どもの教育の現状と課題 | 6 |
⑪ | グローバルスタディⅠ (国内/2020三田市) |
三田市における外国につながりがある幼児・児童への日本語学修支援と交流促進 | 10 |
⑫ | グローバルスタディⅠ (国内/2020三木市) |
三木市における外国人のための防災ワークショップ | 13 |
⑬ | グローバルスタディⅠ (GTP/2020冬フィリピン) |
フィリピンの日本語学習者を対象とした日本語・日本文化理解のオンライン教育実習 | 10 |
ブレイクアウトルームでの発表:フィリピンプログラム

全体での講評・総括
